~単利と複利ってなに?物価をふまえた貯金のコツ~

お金をためるときに、知っておきたい大事なポイントの一つが「単利と複利の違い」です。
とくに長くお金を預ける場合、この2つの差はどんどん大きくなります。
ここでは、「投資はせず、普通預金にお金を預けた場合」を前提に、単利と複利について説明します。
■ 単利って?
単利は、「最初に預けた金額(元本)だけに利息がつく」仕組みです。
たとえば、100万円を年利3%で預けると、
毎年もらえる利息は3万円。何年たっても利息は変わらず、元本はずっと100万円のままです。
■ 複利って?
複利は、「利息を元本に足して、その合計にまた利息がつく」仕組みです。
たとえば、100万円を年利3%で預けると、
1年後にもらえる利息は3万円ですが、2年目は103万円に3%がつくので、利息は3万900円になります。
つまり、「利息にも利息がつく」ことで、お金がふえるスピードがどんどん速くなります。
※外貨預金や株式などは、元本(最初に預けたお金)が減ってしまうリスクもあります。
そのため、実際にお金を運用する際は、そうしたリスクもきちんと考える必要があります。
また、銀行が倒産するなどのケースもここでは考慮していません。
今回は「単利」と「複利」の違いを説明することが目的ですので、そうしたリスクの話は省いています。
■ 物価もチェックしよう(CPIって?)
お金をためるうえで、もう一つ大切なのが「物価の変化」です。
物の値段が上がると、同じお金でも買える量が減ってしまいます。
その目安になるのが「消費者物価指数(CPI)」というものです。
これは、食べ物・家賃・交通費など、生活に必要なモノやサービスの値段がどれくらい上がったかを表す数字です。
たとえば、2023年度のCPIは前年比で3.2%上がったというデータがあります。
もしあなたの預金の利息が年1%しかなければ、物価の上昇に追いつかず、お金の価値(=買える力)が減ってしまうということになります。
■ まとめ:お金の価値を守るために

ただお金を「ためる」だけでなく、「どう増やすか」も大切です。
物価の動きにも注目しながら、長期的には複利をうまく活用していくことで、将来に備えることができます。
まずは、こうしたお金のしくみを知ることから始めてみましょう!